大谷吉継との絆

同志を想う心遣い「大谷吉継との絆」

三成には「同志」と呼べる年の近い大親友がいました。若い頃から三成とともに秀吉に仕えていた大谷吉継です。三成と吉継の間にはこんな話が残っています。
吉継は皮膚に病気を抱えていました。あるお茶会でお茶の回し飲みをしていたときのこと、吉継の番のとき頬からうみが茶碗に一滴落ちてしまい、ほかの武将たちはどよめき、吉継は茶碗を回せなくなってしまいます。そこに三成が、「吉継、わたしは喉が渇いて待ちきれない。早く碗を回せ。」というと、一気にそのお茶を飲み干してしまったといいます。友人を助けようという想いからの行動でした。
これ以降二人の絆はより一層深いものとなり、吉継最期の地、関ヶ原まで運命をともにすることとなります。