三成が作った天下の基準「検地尺」

知力に長けていて政治面でも活躍した三成は、意外なものの基準も決めていました。全国の土地の大きさを測る基準になるものさし「検地尺」です。
秀吉の時代、日本中の土地の大きさを正確に測る「太閤検地」がおこなわれました。三成はその監督役の「検地奉行」として部下たちとともに日本中の土地をめぐり測定にあたりました。この「太閤検地」によって、それまでは村人や領主からの申告制で過小申告も多かった石高(米の量)がより正確なものになり、年貢(税金)の徴収が安定。収入の増えた豊臣政権の力はさらに強大になっていきました。
全国を統一の基準で測るというのは現代ではごくあたりまえのことですが、三成の時代においては革命的で政権の安定に関わる重要なことだったのです。